Vest.とは

動物との共生社会を目指す会 Vest.は、彩の国動物愛護推進員、愛玩動物飼養管理士を含む朝霞市民を中心としたグループで、人と動物のより良い共生を目指して 2016 年 1 月に結成されました。
命を預かる飼い主としての責任を感じていただけるよう、また飼い主の気持ちに寄り添いながら、これまでにセミナー、パネ ル展、マナーアップキャンペーンなどのイベントを実施しましたが、動物の愛護や福祉を語ることはとても難しい問題で あることは活動を通して更に実感しています。

動物愛護精神の浸透は必要不可欠ですが、いくらそれに正当性があっても社会から共感を得られないような活動では影響 力を持つことはできません。 今日の日本のように動物に対する意識が成熟しているとはいえない社会で、ある一部の有識者や団体等が強硬な訴えを行 えばかえって反感をかうようなことになりかねない危うさを感じていますし、そこに本質はみえてきません。 遠回りのように見えてもそこにどんな問題があり、どう改善していくべきかを1つずつ考え、 地道に活動を続けていくことこそが、幅広い意識の向上につながります。 感情ある生き物との共生で、人だけが幸せであっていいはずがなく、動物を思う社会は人にとっても優しく住みやすい社会 だと考えています。 動物との共生社会を目指し、地道ではありますが啓発活動にこれからも力を尽くしてまいります。

29 年度、埼玉県の犬猫の殺処分数は約640頭(さいたま市、川越市、越谷市を除く)。
県では、殺処分0を目標に飼い主からの引取りを減らす、飼い主のもとにお返しする、新しい飼い主に譲り渡す等の取り組みで年々減少していますが、目標達成には至っていません。 現在の狭い動物愛護の世界に一人でも多くの方にその方のスタンスで参加していただけるよう活動してまいります。

動物愛護は環境改善にもつながること、動物好きな一部の方だけのものではないことを Vest.を通して知っていただきたいと 思います。

〈本会の名称の由来〉
動物との共生社会とは・・・動物と人、また、人同士が助け合い協力し合う調和の取れた社会

Vest.とは

V=vivre(ヴィーヴル)・・・生きる
e=ensemble(アンサンブル)・・・一緒に
s=social(ソーシャル)・・・社会
t=toujours(トゥジュール)・・・ずっと
.=ピリオド・・・遺棄や殺処分にピリオドを打つ

公開日:
最終更新日:2020/10/06