2025年2月16日(日)「防災セミナー」開催のご報告
埼玉県朝霞市で活動しています、動物との共生社会を目指す会 Vest.です。
先日、「防災セミナー~今すぐできる準備とは~」が無事に終了いたしました。
朝霞市内、市外からもお越しいただきありがとうございました。
講師は特定非営利活動法人 日本防災士会理事の大澤サユリさん。
大澤先生は、2年半前にもご講演いただいておりまして、今回は第二弾になります。
体に感じない小さな地震が毎日どこかで起きている。
そして、日本付近では、マグニチュード7以上の地震が1年に1回発生している。
そのような日本に住んでいる私たちは、支援を必要とする高齢者、障がい者、ペットがいるご家庭では、まず自分が無事でいないと助けることが出来ません。
今回のセミナーでは、自助、近助、共助、公助を学びましたが、特に私が印象に残ったのは「近助」です。
さて、近助とは? ご存じの方も多いでしょう。
災害直後は、すぐに行政が助けに来ることはできない為、向こう三軒両隣で声を掛け合ったり建物の下敷きになった住人を助け出したり、ご近所相互で協力し合う事です。
大澤先生から、このような非常時に備えて、日頃から近所の地域活動に参加して災害時の助け合いのためにコミュニケーションをとっておくことが大切と教えていただきました。
この「ご近所と良い関係を気づいておく」は、ペット防災でも同様です。
「あの人は嫌いだから助けてあげない!」なんてことにならないように、ご近所の嫌われものになってはいけない(←ここ大事なところです)という、先生の言葉に納得です!
近所の嫌われ者にならないことも災害における日ごろの準備ということですね!
災害が発生すると、ライフラインや物流がストップして復旧するまでに数日かかります。
冷蔵庫の中身が減ってきたら補充しておくと良いそうです。
最低でも1週間分の水と食料、薬は備蓄しておきたいと思います。
それから、出かける時にはバッグに携帯のバッテリー、飲み物、お菓子や飴なども入れておく。
皆さんも、いつも持ち歩いているバッグの中身に防災を意識してみてはいかがでしょうか。
いつ起こるか分からない災害、自分の身を守るために今できる準備を今すぐにしておきましょう!
大澤先生、貴重なお話をありがとうございました!
【番外編】
朝霞市では、災害時にさまざまな情報を得られるサービスがあります。
ぜひ、ご活用ください。
自主避難所が開設されると市役所のホームページに情報が公開されます
https://www.city.asaka.lg.jp/soshiki/6/bousaijouhou14.html
「VACAN」による避難所の開設・混雑状況配信サービス
https://vacan.com/map/35.80593144449562,139.59689171062803,12?genre=evacuation-center&areaName=asaka-city-evacuation
災害時に役立つコミュニティFM「ナナコライブリーFM」
防災啓発冊子「あさか防災」
(表紙〜P.20)https://www.city.asaka.lg.jp/uploaded/attachment/39261.pdf
(P.21~P.42) https://www.city.asaka.lg.jp/uploaded/attachment/39262.pdf
災害時のペットの避難について(ペット同行避難)
https://www.city.asaka.lg.jp/soshiki/14/pet-bousai.html
ペット防災手帳を活用しましょう
https://www.city.asaka.lg.jp/uploaded/attachment/97432.pdf
《作り方》
1.A4用紙に両面で印刷する
2.印刷した用紙を半分に切る
3.ページ番号順にそろえ、ホチキスで留めて出来上がり