2018年2月3日(日)「高齢者とペット」イベントのご報告

      2018/07/28

埼玉県朝霞市で活動しています、動物との共生社会を目指す会 Vest. です。

 

2018年2月3日(日) 「高齢者とペット〜飼育放棄を防ぐために私たちができること〜」を開催いたしました。


今回は講師に、佐々木おさむ氏をお迎えして、講義、グループディスカッション、意見交換会と三部に渡り進められました。

講師:佐々木おさむ氏
彩の国 動物愛護推進員
みさと動物愛護クラブ
三郷市議会議員
ご自身も保護犬2頭と保護猫4匹飼っており、さらに先日保護した猫が数匹居るとの事でした。

佐々木氏の実体験のお話は、とても説得力があり、勉強になることばかりでした。
高齢者が動物を飼うということは規則的生活の促進、癒し効果等、様々な効果がある一方で、
入院や急逝等、飼うことができなくなる深刻なケースも増えています。
朝霞市ももちろん例外ではありません。

佐々木氏は三郷市議会議員でもあるので、行政への働き掛けなども教えて頂きました。

途中の質問の場では、実際に保護活動をされている方からの質問に対し、行政や地域の方々へのアプローチ方法という本当に身近な現場での
活動方法についてもお答え頂きました。

第二部のグループセッションでは、地域や飼い主が出来ることについて話し合いました。


情報収集の重要性、現在・将来に向けてできること、周囲の住民の方との交流で解決できること、様々な意見があがりました。

第三部はランチをしながら佐々木氏を囲んでの意見交換会

『安心して』ペットを飼い続けることにより、飼い主である高齢者となった方々の健康増進や、社会と接点を持ち続け、広い交流をしていただくことがこれから求められる社会のあり方の一つではないかと感じました。

 

私たちVest.のメンバー含め、参加してくださった方々も、もっと身近にできることは多いのだと実感する場となりました。

昨年に引き続き開催したこのセミナー、

今後もこの問題を取り上げ、人と動物のより豊かな共生について取り組んでいきたいと思います。

講師を引き受けてくださった佐々木おさむ氏、参加された皆さま、ありがとうございました。

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